■クリスマスローズ■
 女性に人気のある冬の花、クリスマスローズの育て方を教えて下さい。
 植付けと栽培のポイントについてお答えいたします。

 
クリスマスローズ
キンポウゲ科 ヘレボレス属
 耐寒性有、多年草
 原産地 ヨーロッパ、コーカサス(中央アジア)、中国
 開花期 12月、2〜4月
1. 習性: 涼しくなる秋から生長を始めて、早春に花が咲き6月頃から生長を休止する。生長を休止している時期 (夏)と旺盛に生育している時期(秋から春)は植え付け、株分けなどはしない。ただし、気温が低い時期であれば根を崩さないように植えつければそれほど問題はない。また鉢花を購入した場合、3月中に植えるようにして、生長を休止している夏の間は肥料を与えない。
2. 庭植え 植え付け場所
  土壌条件:排水のよいことが前提で、排水の悪い場合は30㎝以上盛り土をする。一度植え付けたら数年間は据え置きで栽培するので、植える前に十分な土作りをしておく。1㎡につきバーク堆肥をバケツに3杯(約30ℓ)ほど入れ、配合化成肥料を100g入れて十分混合して耕す。
  環境条件:日本の夏の高温多湿に弱く、冬の寒さに強い植物です。風通しがよく、秋から春には十分日光が当たり、気温の高い夏の日中は半日陰になる場所や落葉樹の下が最も良い。少々暑くても土が乾き気味であれば耐える。しかし、暑くても湿気が高く土壌水分が多すぎる場所は最も苦手。
庭に植えるときは、開花株が開花見込みの大きめ苗を使う。根が回っていれば、軽くほぐしてから植える。
植えるときに株元には、絶対に土をかけないようにする等(鉢植えでも同じ)深植えにしないことが大切。
3. 鉢植え
鉢のサイズ 根がよく張っている株・・・二回程大きな鉢に植え替える。
根がほとんど張っていない株・・・水はけのよい用土を用いて、購入した時と同サイズの鉢に植え替える。
  水はけのよい用土を使用
流通しているクリスマスローズの苗や鉢ものは軽量のピートモスを多く配合した水持ちのよい土を使っている為、赤玉土や鹿沼土、日向土などの軽石系の土壌を混合した土で、水はけのよい土地で植え替える。
  配合例
赤玉土(小粒)軽石(小粒)腐葉土=4:3:3 年間を通じて風通しがよく蒸れにくい場所で管理すること。地面やコンクリートの上に直接置くと風通しが悪くなって、害虫や病気が発生し易くなったり、熱がこもって蒸れてしまうので花台やレンガなどを使って、鉢の下に風が通るくらいの隙間を作る。秋から春は日当たりの良い場所に置くが、夏は強い日差しが当たらない場所へ移動すること。また梅雨など長雨が続く時は、雨の当たらない場所に移す方がよい。
4. その後の管理
    植えつけた後に十分かん水する。慣れない人はこの時のかん水が足りていないことが多い。肥料は4月と9月に50g/㎡程度化成肥料を与える。古くなった葉は切らなくてもよいが古葉を切る場合は葉が垂れてからにする。咲き終わった花は、花がらを摘むのが良いが自然に花茎が枯れるまで放置してもよい。
 

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