4月の園芸Q&A

Q.  ローダンセマム アフリカンアイズの鉢植えを頂きました。育て方を教えてください。
A.
 キク科ローダンセマム属の植物はホスマリエンゼやマウイなどが知られていますが、アフリカンアイズは、早春から開花する一重咲きの白い花で花の中心は茶色、切れ込みのある銀葉が美しく愛らしい花です。鉢植えでも地植えでも良く育ちます。原産地はモロッコからアルジェリアの山岳地帯です。日当たりの良いところで育てると、3月下旬から6月頃まで次々と花をつけるので長期間花を楽しむ事ができます。暑さや蒸れには弱いので、鉢植えはやや高めに植付けし、開花後は刈り込んで風通しを良くしてください。夏越しが難しい植物ですが、肥料を控えて、半日陰の涼しい場所で夏越しさせましょう。乾燥にも弱いので土が乾いたら十分に水をやりますが過湿にならないように注意してください。挿し木で増やすことができます。5月か10月に5cm程の刺し穂を作り、水揚げした後、発根剤をつけて挿し木するとつきます。耐寒性のある多年草ですので寒さに良く耐え、翌年春には新芽が出てきます。  

ポインセチア

5月の園芸Q&A

Q.  アイスプラントという植物が売られているのを見かけます。家で育ててみたいのですが、どのような植物なのか教えてください。
A.
 アイスプラントは、サラダ用野菜売り場などでよく見かけます。表皮に塩嚢(えんのう)細胞(ブラッダー細胞)と呼ばれる体内に侵入した塩類を隔離する細胞が発達していて、葉の表面が凍っているように見える植物です。アフリカ、西アジア、ヨーロッパ原産のハマミズナ科の多肉植物で、非常に乾燥に強く、対塩性が高い(海水程度の塩分を含む水でも栽培可能)植物です。日本では、有明海の塩害対策にと佐賀大学の野瀬教授によって1985年に研究が始められ、最近では色々な商品名で、各地で販売されています。表面の細胞に塩分があるので、ドレッシングなしでもおいしく食べられ、火を通して食べる料理も色々あります。成人病の予防効果が期待され、最近人気の食材です。水耕栽培で量産されることが多いのですが、畑やプランターでも栽培できます。種はとても小さいのですが、コーティングして播きやすくした種が販売されています。生育期間は半年ほどで、生育可能温度は5℃から25℃です。春に種を播き、この温度を維持すれば、乾燥や虫害にも強いので比較的簡単に栽培できます。

福寿草

【訂正】〔3月の園芸Q&A の文中に「白紋羽病(しろもんはねびょう)」〕と記載していましたが、「しろもんぱびょう」のまちがいでしたので訂正いたします。


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