2月の園芸Q&A

Q.  マンサクは、豊年満作を思い起こさせ、早春に「まんず咲く」という意味で名づけられた植物と伺いました。マンサクについて教えてください。
A.
 日本は稲作農耕をしていますので、春一番にたわわに咲くマンサクの花を豊年満作につながる縁起のいい花として庭先に植えたのでしょう。リボンのようなユニークな花で、4枚の花弁を持っています。2〜3月にたくさんかたまって咲きます。マンサク科の植物は山に自生しています。アテツマンサク、マルバマンサクなどの種類があり、最近は、花が大きく香りの良いアメリカマンサクやシナマンサクなどが植えられています。伊勢神宮に自生していたトキワマンサクは、中国の中南部、インド北部に分布していました。小高木で庭木や盆栽としてよく見かける花は、赤花トキワマンサク、白花トキワマンサクです。マンサクを育てるには、庭植えでは土質は選びませんが、適度に湿った西日の避けられる所に植えてください。  

ポインセチア

3月の園芸Q&A

Q.  沈丁花の花は、早春の頃に良い香りがして、道行く人を楽しませてくれます。それがあるとき急に元気が無くなり、枯死してしまいました。どうしてでしょうか?
A.
 沈丁花は細根が少なく、急に枯死することがあります。きっと白紋羽病(しろもんぱびょう)になったのでしょう。白紋羽病とは地際部の幹や根の表面に白色の菌がまとわりつき、その糸は束状になって太くあるいは膜状になっているものです。樹全体の葉が黄色くなったり、しおれて発育不良になり、やがて枯死します。発病した樹は、残根を残さないように根のまわりの土とともに抜き取り、焼却します。虫害ではアブラムシやハマキムシの被害もあります。排水がよく、冬は北風のあたらない場所で栽培します。剪定はあまり強くしないで、花後に密生した小枝をすかし日光が入るようにします。7月中旬には花芽ができるので、その後は剪定しないでください。枯死したところには苗を植えないようにします。同じ病気にかかりやすいので、土壌消毒をしたり土を入れ替えてください。

福寿草

閉じる