10月の園芸Q&A

Q.  イカリソウを6号鉢で育てています。今年の春も綺麗な花を楽しませてくれましたが、株が増え葉も密生してきました。株分けについて教えてください。
A.
 イカリソウは落葉樹林の林縁(森林の裸地に接する部分)下等を好み、花の様子が舟のイカリに似て、淡紫色が一般的。しかし、花色や花形に変異があり、国内にはイカリソウ、キバナイカリソウ、バイカイカリソウ、トキワイカリソウ等が分布しています。イカリソウの仲間は、丈夫で育てやすく根の成長がはやく、鉢植えでは根が込みすぎ、1〜2年に1回は植え替え、株分けをするのが良いでしょう。植え替えの時期は5月中旬〜6月中旬(花後)か、9月中旬〜10月中旬。株は芽を確認してハシ等で傷めないように根をほぐし、古い土や古い根を取り除き、株をしっかり掴んで動かし、分かれやすい所で、3〜4株を単位に株分けします。(小分けすると傷みが強い)5〜7号の中深鉢以上を用い、用土は水はけの良い肥沃なものが良い。(1例・赤玉3,軽石砂3,硬質鹿沼2,腐葉土2)鉢底に網をしき、1p位の軽石等鉢底石を入れます。分けた株の根を広げ、用土を株元まで入れハシで根をほぐすようにして根の隙間に用土を入れる。植え付け後は、すぐに水をたっぷり与え、半日陰で管理し1週間程は乾かさないようにします。肥料効果の高い植物で、春と秋に化成肥料を数粒与えます。病害虫の心配は少ない方ですが、アブラムシに注意しましょう。  

イカリソウ

11月の園芸Q&A

Q.  ユリの植え付けについて教えてください。
A.
 ユリの球根は、大きくて乾燥したり傷んだりしていないものを購入しましょう。この球根は鱗茎とよばれ、多くの鱗片が集まったものです。鱗片は乾燥し易く傷み易いため、手に入れたらすぐに植え付けます。植え付け時期は10月〜12月まで可能ですが、適期は10〜11月。植え付けの注意点は深さです。上根が十分成長できるよう球根の高さの3倍位の深さが適当です。排水性や水もちの良い用土が良く、肥料は有機質のものがむきます。多くの品種があり、育て方は多少異なりますが、テッポウユリやスカシユリ、オニユリなどは日向を好み、ヤマユリ等は半日陰を好みます。鉢植えは7号程度の深鉢に1株が目安。鉢植えでは2〜3年に1回植え替え分球を行います。花後は葉を切らないで花弁の付け根で切り取り、お礼肥として1000倍液を10日に1回、3回追肥し、充実した球根を育てましょう。

ユリ

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