6月の園芸Q&A

Q.  植物の梅雨対策について教えてください。
A.
 従来から日本に生育している植物は、梅雨に適応していますが、半乾燥地から導入された草花などは、根腐れをおこす・病虫害が発生する・花が痛んでしまうなどの障害が出てくることが多々あります。その対策として込み合った枝や茎を間引き剪定をすると風通しが良くなり株の蒸れを防ぎます。雨による泥はねは病気を誘発しますので、地植えのものは根元に藁を置くかビニールシートを根元にかぶせると良いでしょう。鉢植えは、段をつけた台の上に置けば泥はねばかりでなく、日照がよく風通しも良くなります。ナメクジは、夜バナナの皮を置いておくと集まってきますので割り箸で捕ると良いでしょう。雨に弱いニチニチソウの植え替えは、梅雨明けにしましょう。雨に弱い植物の鉢植えは、軒先に鉢を移動するなど、雨を避ける工夫をしてください。ペチュニアの花が雨に弱いのですが、南米の這い性の野生ペチュニアと従来のペチュニアを合わせて作られたサフィニア(サントリーと京成バラ園芸の共同開発品種)や、サフィニアに類似の、雨に強いペチュニアの仲間が多く出回ってきました。一度試してみてはいかがでしょう。  

ギリシャ文明

7月の園芸Q&A

Q.  鉢に植えた植物の夏越し対策はどのようにすればよいでしょうか。
A.
 鉢植えは、鉢全体が夏の強い日射しと地面からの照り返しで、高温になってしまいます。樹木の根元や、木に着生して生育するものが多いランや、冷涼な気候の地に育つ山野草などに対しては、特に対策が必要です。夏越しの対策は、(1)水切れに注意する。(鉢の表土が乾いたら鉢底から水が流れ出るほど十分与えましょう。)(2)温度を下げる。(夕方に、葉水など植物自体に水をかけ、さらに鉢の周囲にも打ち水をして植物とあわせ周囲の環境の温度も下げましょう。)(3)日射を防ぐ。(寒冷紗をかけてやる。鉢を木陰に置くなどの方法があります。着生植物などは、軒下や木の枝に鉢を吊るすとよいでしょう。)(4)風通しを良くし照り返しを和らげる。(棚の上に置くと照り返しがやわらぎ、鉢の底にも風が通って涼しく、多湿になることも防げます。)(5)ベランダに置いた鉢物は、日光の直射や照り返しを和らげてやりましょう。(例えば、手すりに「すだれ」をはりつけ、半日影をつくる。人工芝を敷いて日光の照り返しを防ぐなどの方法があります。)以上のような方法で鉢植え植物の夏越し対策をしてください。

鉢に植えた植物の夏越し対策

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