12月の園芸Q&A

Q.  クリスマスプレゼントにコチョウランの鉢植えを頂きました。以前にもコチョウランを何度か頂いたことがあるのですが、いつも根腐れで枯らしています。根腐れさせることなく育てる方法を教えてください。
A.
 コチョウランを枯らすのは、そのほとんどが水の与え方に問題があります。コチョウランは冬場でも温度を15℃以上に保ってやることが望ましく、それ以下の10℃でも枯れることはありませんが、その場合の水やりが難しいのです。元来、樹上の着生植物であり、乾燥には強いのですが、低温時に過湿状態であると根腐れをおこします。そのため、冬場は根元への灌水よりも、空気中の湿度を高く保つ工夫(加湿器を使う、時々霧吹きでシリンジする等)をすることをお勧めします。ミズゴケに植えられている場合は、根元への灌水ではどうしても過湿気味になって失敗します。これを解決するには、植え込み材のミズゴケを、バークチップやヤシガラチップに変え、それに木炭を少量加えたものを使うのが無難です。又は、与えた水がすぐに流れ出し、しかも、植え込み材の湿り具合が一目で分かる透明プラスチックの鉢を使うのも良いでしょう。最近、特にコチョウランには、そうした栽培法が行われています。また、自生地で樹木の幹に付着している状態を再現したヘゴ板付けや、腐朽木に自然風に植え付けるなど、自然に学ぶ栽培法が水のやり過ぎの失敗を防ぐことになると思います。一度、こうした栽培法にも挑戦なさってみてはいかがでしょうか。  
コチョウランのいろいろな栽培方法
コチョウラン

1月の園芸Q&A

Q.  先日、お友達から「センリョウ」と「マンリョウ」に「アリドウシ」を添えた寄せ植えをすると縁起が良く、金運に恵まれると言われました。「アリドウシ」という植物を見たことがありません。どんな植物なのか?教えてください。
A.
 「千両」「万両」はよく知られている縁起木ですが「アリドウシ」はご存じない方が多いと思います。蟻通し(一両)という名前は、蟻のような小さい虫でも突き刺すほどの鋭い針が付いていることから付けられたものです。昔から「千両、万両、有り(蟻)通し」と語呂合わせで、縁起の良い寄せ植えとして好まれてきました。是非、新年の門口に、この3種類に、更にナンテン(難転)ヤブコウジ(十両)カラタチバナ(百両)、キチジョウソウ(吉祥草)を加えた、大鉢コンテナの寄せ植えを飾られて、1年間、禍がなく金運にも恵まれ、幸せが訪れることを願われてはどうでしょうか?
コチョウランのいろいろな栽培方法
ハナショウブ

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