6月の園芸Q&A

オーガニック(有機栽培)
Q.  オーガニック(有機栽培)は、体にやさしい野菜と言われていますが、本当でしょうか。
A.
 野菜はどんどん改良されて質のよいものが消費者の手に入るようになりました近頃は有機栽培の野菜が化学肥料で栽培したものより・人にやさしい・地球にやさしい・化学肥料はこの反対であると風評がたっています。ではもう一度肥 料について考えてみましょう。植物は太陽の光と水と空気と土があれば育ちます。植物は17の無機塩類( 2005 年よりニッケルが必要な元素として発見される)だけで生育します。植物は栄養物を全部合成する事ができるのです。動物はこの植物の作った栄養物を利用しているのです。では植物は17の無機塩類をどのようにして植物体に取り入れるのか有機質肥料も化学肥料も微生物によってイオンとなり根から吸収されます。植物が吸収されるチッ素はどちらも同じチッ素なのです。有機質肥料も化学肥料も長所、欠点があります。有機質肥料は土中の微生物の活動の餌にも植物の餌にもなります。化学肥料は植物の餌しかなりません。有機物肥料の欠点は、材質がわかりにくいものがあったり、施肥してもいつ頃から効果がでるかわかりにくいし、含まれている肥料の量もわかりにくい、一方化学肥料は含まれた肥料の量がよくわかる。いつどのくらいの量を施肥すればよいかわかりやすいので、肥料あたりが少ない。だからどちらの欠点もカバーできる栽培をしたいものです。

7月の園芸Q&A

家庭でも堆肥は作れる
Q.  堆肥として販売されているものでも牛糞などもありますが、牛糞は堆肥なのですか。
A.
 堆肥は本来・堆肥と厩肥とぼかし肥に分けます。堆肥の原料は主にワラや落葉やバークやピートモスです。これらは微生物や小動物(ミミズ・ダニ・トビムシ等)の働きで、 発酵分解させたものです。主成分は腐植です。肥料成分は低いのです。主目的は土の団粒化をはかり土壌改良に使われます。家庭でも堆肥は作れます。発酵の仕方は、好気性と嫌気性があります。家庭で作るときの材料は、野菜クズや落葉、小量の米ぬか等でつくります。購入するときは、腐葉土やバーク堆肥・ピートモス等好みに応じて使用します。厩肥とは、家畜や家禽の排泄物を敷料とともに発酵分解したものですが、近頃は、堆肥なみにあつかわれています。しかし厩肥は肥料分の補給が主目的なのでよく発酵したものを使用しないと植物に生育障害をおこします。厩肥の原料を肥効の高い順に並べますと、鶏糞・豚糞・牛糞・馬糞となります。ぼかし肥とは、油粕・魚粕を発酵させたものをいいます。自分で作るときは、冬の間に油粕に少量の骨粉を混ぜてつくります。花屋さん等では発酵ずみの骨粉入りの発酵油粕を販売しています。効果は1 ヶ月位あります。
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