2月の園芸Q&A

初夏から秋の草花を植付けるための花壇の土ごしらえについて
Q.  定年を迎えたこの一年、これまでゆっくり過ごしてきましたが、この春から長らく手入れが不十分だった庭に、きれいな花を育てて楽しみたいと考えています。冬の間にどのような準備をしておけばよいでしょうか。
A.
美しい開花を夢見ての花壇準備
美しい開花を夢見ての花壇準備
 庭の日のよく当たる場所を選んで、次のような作業をしておきましょう。
@ 深さ30cm〜40cm程度まで庭土を掘り起こし、雑草や木の根、石等を取り除き、硬い土の塊を砕きます。この寒い時期に土を深く耕すのは、土中の害虫や細菌を死滅させる効果が期待されます。
A 苦土石灰を、1平方メートルあたり100g程度振り撒きます。
B 発酵牛糞、バーク堆肥、腐葉土などの有機肥料(1uにバケツ半杯程度)と、油粕3にぎり、骨粉1にぎり(又は緩効性化学肥料)を振り撒き、もう一度耕して入れた肥料をよく混ぜておきます。
C 一ヶ月ほど放置すると肥料の発酵も進み、土によくなじんで草花を植付ける準備が出来あがります。

3月の園芸Q&A

宿根草の植替えと株分け
Q.  4年前の秋、きれいな花をつけたダイモンジソウの鉢植えを買いました。一昨年も花数は多少すくなくなりましたがきれいに咲いてくれました。しかし昨年の秋は葉が小さく葉数も少なくなって花は全く咲きません。良い育て方があれば教えて下さい。
A.
植替え図
 ダイモンジソウは晩秋になると地上部が枯れ、枯れた古株に接して新株ができます。この新株が生長して翌年に花を咲かせます。枯れた古株を付けたままにしておくと、腐った古株が夏に新株を腐らせることがあるのです。したがって毎年古株を取り除いて、新株だけを植付けると、元気を取り戻しきれいな花を咲かせてくれるようになります。
@ 植替えの適期は、3月〜5月にかけて新芽が出た時です。新株を古株から取り外し(5月ごろのほうが簡単に外せる)て新しい用土で植え付けます。
A 用土は硬質赤玉土4、軽石砂4、バーク堆肥か腐葉土2を配合し、素焼きの鉢(5号鉢位が適当)に植付けます。
B もともと渓谷の岩場など、湿度の高い場所に自生する植物ですから、半日陰に置き、表土の乾き具合を見ながらたっぷり水を与えます。乾燥はよくありません。休眠期も水やりを忘れないようにします。
C 肥料は、春に元肥または追肥として、有機質の固形肥料を周囲に置きます。与えすぎないように注意しましょう。
※ 一般に宿根草は、植えて数年たつと根が込んで生育が鈍り、綺麗な花も咲かなくなります。株分けをうまく行って、株のリフレッシュをしましょう。
  初夏から秋に花を咲かせる宿根草の株分けの最適期は、3月上旬〜4月上旬です。春分の日を中心に、芽が伸びる直前か芽が少し伸びた頃に行うと、株を弱らせずうまく殖やすことができます。
【例】ホトトギス、ドイツスズラン、ツワブキ、シラン、イカリソウ、ノコギリソウ、など

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