10月の園芸Q&A

花の少ない初冬、赤やピンクの美しい花をつける
シャコバサボテン
Q.  買った鉢植えの蕾が落ちてしまいました。何か良いアドバイスと、育て方のポイントなどを教えて下さい。
A.
栄養系コリウスの特徴と育て方・仕立て方
  シャコバサボテンは、蕾が小さいときに急に環境が変わると蕾が落ちる性質があります。したがって、販売店で買ってきた開花鉢でも、蕾が1割ぐらい落ちてしまうのは当たり前と思ってください。その時にあわてて急に明るい窓際などに移したりしないでください。あまり頻繁に環境を変えないように気をつけましょう。
  もう一つの原因は水不足です。乾燥には比較的強いほうですが、鉢土が乾き始めたら水を与えてください。
  また、極端な寒さは苦手ですが、冬にストーブの近くに置くのは避けましょう。
  育て方のポイントとしては、半日陰を好む植物ですので、直射日光を避けて軒下や玄関などの半日陰で風通しのよい所に置き、冬は明るい室内でレースのカーテン越しの弱光に当てましょう。
  生長期の4月〜7月は土が乾いたら水を与え、花後から3月頃までの水やりは休眠期なので10日に1回程度に減らします。
  肥料も生長期だけ月に2回程度薄い液肥を与えてください。

11月の園芸Q&A

花の女王の名にふさわしく気高く華麗な花容を誇る
ミニカトレア
Q.  ミニカトレアの良い株の選び方と、管理の方法を教えて下さい。
A.
秋の種子まきについて
 良い株の第一条件は、バルブ(花や葉の下部にあるふくらんだ部分)が充実していることです。開花株なら花がついたバルブの脇に、古いバルブが二つ以上ついているものを選ぶようにします。古いバルブには花芽はつきませんが、株の生長のために必要な養分を蓄えている大切なものです。
  数個あるバルブのうちでは、花芽がついたものが最も新しいバルブですが、これが古いバルブより大きいこともポイントです。古いものよりも小さくなっていれば、株が弱ってきている証拠です。
  ミニカトレアは、秋から春にかけて花を咲かせます。この間は部屋の窓際などの明るいところに置き、室温を5℃以上に保ってやれば大丈夫です。しかし、あまり寒いのは可哀そうだと思って、部屋の暖房を強力にするのは逆効果になります。温度の高いところに置くと花つきが悪くなることがあるので注意してください。夜間の温度は20℃以上にならないように調節し、暖房の風が直接当たる場所も避けて置きます。また、暖房した室内は乾燥しますので、時々霧吹きなどで葉と花に湿り気を与えてください。
  夏の間は直射日光に当てないように気をつけます。水は鉢の中のミズゴケが乾いたら、鉢底から流れ出すほどたっぷり与えましょう。乾燥しすぎると株が傷んでくるので注意します。乾燥と湿り気が交互にくるのが理想です。いつも湿った状態にするのは良くありません。適切な水の管理が美しい花を咲かせるポイントです。

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