8月の園芸Q&A

栄養系コリウスの特徴と育て方・仕立て方
Q.  「栄養系」と表示したコリウスを園芸店の店頭で見かけますが、表示の無いコリウスとどのような違いがあるのでしょうか。また育て方や仕立て方についても教えてください。
A.
栄養系コリウスの特徴と育て方・仕立て方
  コリウスには「実生系」と「栄養系」があります。種子から育てたものが「実生系」、挿し芽で増殖したものが「栄養系」です。「栄養系」は、生長が「実生系」より早く、しかも丈夫です。コリウスは葉色の変異が多く、葉色や仕立て方を観賞する植物ですが、温度、日当たり、肥料等によって葉色が変化します。また、夏の暑さで一時葉色が悪くなることがありますが、秋になって冷涼になると本来の葉色に戻ります。
スタンダード仕立てとピラミッド仕立て

6月…ポット苗を購入し、芽が数本あれば1本にして5号鉢に植え替えます。

7月…20〜30cmに伸びたら7〜8号鉢に植え替え支柱を立てます。

8月…50〜60cmに伸びたら10号鉢に植え替え、横から伸びた茎の先端をピンチすると脇芽が増えます。ピンチを繰り返すと脇芽の数がさらに増えます。

9月…ピンチしたところの下、2〜3節あたりから脇芽が伸びてきます。ピンチの回数が多いほど芽数(葉数)が増え、形が良くなります。

10月…形ができ上がっても、ピンチを繰り返して形を整えます。

9月の園芸Q&A

秋の種子まきについて
Q.  9月に種子をまきたいのですが、まだまだ暑さが続いています。どんな工夫をすれば良いでしょうか。
A.
秋の種子まきについて
 秋まき種子は、霜がおりるまでに大きく丈夫な株に育てたいものです。適期は大阪ではヒガンバナの咲くころ(9月20日前後・適温は15℃〜20℃)です。昔から「秋の種子まきの1日の遅れは1週間の開花の遅れ」といわれています。
下図は、1日でも早く種子をまきたい時の暑さをしのぐ方法の一例です。
  シルバー色の寒冷紗を、上、南、西の三面に張ります。東、北の二面には張りません。扇風機で弱い風を送ってやるのも効果的です。
  シルバーの寒冷紗は熱をある程度遮断しますので暑さをやわらげてくれ、発芽が促進されます。
  また、種子には「好光性種子」と「嫌光性種子」がありますし、冬までに大きく育ちすぎると、かえって霜にやられやすい「ゴデチア」や「スイートピー」などの例外的な植物もありますので、紙袋等の種子の説明文をよく読んで適切に対処してください。

閉じる