6月の園芸Q&A

日照条件の悪い環境での植物栽培の楽しみ方
Q.  隣接地の建物に囲まれ、日当たりの悪い通路のようなスペースしかありません。そうした日照条件の悪い環境の場所でも植物づくりを楽しみたいのですが、何か良いアドバイスをいただけないでしょうか。
A.
斑入りツワブキ
斑入りツワブキ
 植物を栽培する場合、日当たりが良いということは不可欠ですが、必ずしも直射日光が当たる必要はない植物も数多くあります。それは自然の樹林下で育っている植物たちです。特に熱帯のジャングルの下で育っている植物がそうです。
  こうした植物は観葉植物と呼ばれ、葉っぱの形態や、色彩、見た目の感触の素晴らしいものがたくさんあります。このような日陰で育つ植物を上手に使うと、狭い路地のような場所でもシェードガーデンとしてつくり楽しめます。
  これからの夏の時期ですと、熱帯性の観葉植物を使うことで、案外エキゾチックでカラフルな庭として楽しめますよ!
  具体的に丈夫な植物を示しますと、ドラセナ、カポック、ベンジャミンゴムノキ、アナナス類、カラジューム、スパシフィルム、オリヅルラン、シダ類等があり、その他にインパチェンス、コリウスなども使えます。
  和風の落ち着いた雰囲気でまとめたい場合は、カクレミノ、ヤツデ、斑入りアオキ、ハラン、斑入りツワブキ、オキナヤブラン、ギボウシ、ハツユキカズラ等を用い、更に植物以外の砂利や置物等も組み合わせると良いでしょう

7月の園芸Q&A

勤め等の関係で十分手入れできない人でも育てられる植物
Q.  いつも夏に植物を枯らしてしまいます。朝早く出勤、そして夜遅くなり、休みの日にしか手入れしてやることができないため、枯らしてばかりで可哀そうです。こんな私にでも、簡単に育てられる植物を教えていただけませんでしょうか。
A.
オランダカイウ(別名:カラー)
オランダカイウ(別名:カラー)
  夏に植物を枯らすのは、水やりを忘れるか、しおれてしまった植物に慌てて水を与え、根腐れや、蒸れ腐れさせて枯らすことが多いのです。
  水管理が充分に出来ないのならば、少しぐらい水やりを忘れても枯れない植物を選んで植えるか、逆に水につけておいても大丈夫な植物を選んで栽培されると良いでしょう。前者には乾燥に強いサボテン類や多肉植物があり、特に多肉植物には実に多様で変化に富んだものが多く、その利用・活用の仕方に無限の可能性があるように思われます。あなたのアイデア次第といえるでしょう。
  後者には水につけておいても育つ水生植物があります。パピルス、カキツバタ、クワイ、オランダカイウ、チャワンバス、ベニバナサワギキョウ、スイレン、エゾミソハギ等で、水が減ったら水を補給してやるだけでよく、夏に向かって涼しげな水景をつくり楽しむことができます。

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