12月の園芸Q&A
12月の園芸Q&A
Q. 寒さに向かう12月、この冬必ずやっておかなければならない園芸作業を教えてください。
A.

寒肥の施肥、病害虫防除、剪定などがあります。また落葉樹、落葉果樹などの植え付け、植え替えの適期です。

(1)〔寒肥〕来春から順調に育つよう、冬の間に庭木、生垣、果樹などに肥料を施します。これが寒肥で、一般に“遅効きで土質も良くする有機質肥料”が用いられますが、2月末までに施すようにします。

(2)〔落葉樹、落葉果樹の剪定〕剪定は、“込みすぎた枝の整理”、“樹形を整える”、果樹の場合は“結実数のコントロール”と“毎年コンスタントに結実させる”などを目的に行います。葉が落ちて枝だけになっているために、樹形が良く見え作業が進めやすいものです。

(3)〔薬剤散布〕冬越し中の害虫や病菌を駆除しておくと、春からの病害虫の発生が少なくなります。農薬は冬専用の“石灰硫黄合剤”を使い、常緑樹は30〜40倍液、落葉樹は10〜20倍液の濃い濃度で、12月末〜1月末に2〜3回散布します。カイガラムシを駆除する場合は、マシン油乳剤の30〜40倍液も有効で、12月末〜1月末に2〜3回散布しますが、マツに散布すると薬害が出る場合があるので注意が必要です。
両方の薬剤を交互に散布する場合には、先に石灰硫黄合剤を散布します。なお散布にあたっては薬剤に添付の注意書きをよく読み、その指示に従ってください。


1月の園芸Q&A

1月の園芸Q&A
Q. 春に備えた、室内の鉢物管理のコツを教えてください。
A.

水やりや施肥など、次のような注意が必要です。

(1)〔水やり〕観葉植物や冬越し中の植物は、低温のために休眠状態となり、あまり水を吸いません。1ヶ月に1〜2回、 または3〜4回の灌水でよいものとしては、アロエ、アナナス(筒の中に水をためない)、花の終わったシャコバサボテン、カランコエ、ポインセチア、セントポーリアなどがあります。なお、灌水に当たっては冷たい水道水よりも、20℃程度に温めた水を与えるのが理想です。

(2)〔乾燥を防ぐ〕冬は室内の湿度が不足し、葉の水分が奪われ乾いてしまいます。この状態が冬中続くと、3月に葉が落ちたり枯れたりするので、右上図のような工夫をして乾燥を防ぎましょう。
乾燥で葉が落ちやすい植物には、ゴムノキ、ベンジャミンゴム、シダなどがあります。

(3)〔冬の間の肥料〕殆どの植物は休眠状態で冬越し中です。したがって肥料を与えてはいけません。花が咲いているシンビジュウムやアザレアなどにも与えません。ただし、つぼみが次々にできて花を咲かせ、生育し続けているシクラメンとプリムラなどには肥料を与えます。


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